令和元年度建築基準適合判定資格者検定「考査B計画Ⅰ」の問題予測!(②予測編)

令和元年度 考査B 計画Ⅰ出題問題予測

平成20年度以降の過去11年分の出題傾向から、考査B計画Ⅰ(配点予測15点分)の問題予測を行いました。

 

限られた時間の中で効率よく勉強し、合格点を取るために、是非参考としてください。

 

 

令和元年度 大胆予測

〇計画

建物用途・・・長屋

用途地域・・・1低

防火・準防火地域の指定・・・なし

容積率・・・60%

建ぺい率・・・40%

道路による敷地減・・・あり(42条2項道路)

敷地面積・・・250㎡前後

構造・・・木造

階数・・・

原動機の出力・・・出題なし

 

必須解答項目

建ぺい率

斜線制限(道路斜線)

軸組み計算

界壁の構造

換気量計算

アドバイス!特に対策すべき過去問・・・平成25年及び平成27年度の長屋の界壁

(理由:例の界壁施工不良問題から社会的関心が高く、ホットトピックスとして取り上げたい事項であるため。)

 

解 説

建物用途・・・長屋

出題傾向として、①兼用住宅②長屋(専用住宅)が毎年交互に出題されております。

よって、今年は②長屋(専用住宅)の出題となる可能性が高いです。

また、昨今の界壁施工不良問題からも、社会的重要度の大きい『界壁』の出題が予測され、この点で専用住宅よりも長屋の方が出題可能性が高いと考えます。

ただし、考査Aにおいて「長屋」や「界壁」の出題の可能性があるため、考査Aと考査Bの出題バランスを考慮して、専用住宅の出題の可能性もあります。

ですが、ALUとしては、出題者たちが社会背景を意識した時事的な問題を出題することを期待して「長屋」と大胆予測します。

 

 

用途地域・・・1低

これは、過去10年間変わらずですので、間違いないでしょう。

 

 

防火・準防火地域の指定・・・なし

これは、過去10年間変わらずですので、間違いないでしょう。

 

 

容積率・・・60%

容積率は、過去問の傾向から「60%」か「80%」の2パターンのどちらかの設定となっています。

容積率の算定については、平成20年以降では平成29年度に初めて問題として出題されました。

少しだけ出題の傾向をいじってきた印象がありますが、難易度としてはさほど高くない印象です。

平成30年度には出題がされなかったので、どういったパターンで出題されるか不透明なところがあります。

接道状況が幅員4m(=だいたいが2項道路)の道路にのみ接するパターンでも、法第52条第2項の規定による制限は考慮しなくても、指定容積率(60%か80%)の制限を満足しているかの判断となります。

 

 

建ぺい率・・・40%

平成21年までは50%の出題もありましたが、平成22年以降は全て40%となっておりますので、今年も40%が濃厚です。

※角地緩和の記載を見逃さないようにしましょう。

 

 

道路による敷地面積の減少・・・あり(42条2項道路)

42条2項道路に面している確率は、ほぼ100%です。中心線から等分の後退なのか、反対側が崖地あるいは河川の場合のセットバックといった基本的なことはおさえておきましょう。

 

 

敷地面積・・・250㎡前後

過去10年間の平均値として導き出された数値です。

過去の出題実績をみても、最小で188㎡、最大で368㎡ですので、そこまで意識しなくても全く問題ないものです。

 

 

構造・・・木造

いきなり鉄骨造に変更することはないでしょう。

出題者の意図として、実務的に、4号特例で確認申請図面に明示されない木造の基本事項について、正しく理解をしているか?を問いたいのだと思います。

万が一、鉄骨造が出題されても、木造の軸組計算の問題がなくなり、代わりに住宅等の居室の採光計算の出題はありえるでしょう。

 

 

階数・・・2

過去、ずっと木造2階建てです。

万が一、構造が鉄骨造になった場合、計画Ⅰの出題意図が4号物件の審査理解力を試していると仮定すれば、その際は平屋に出題が変更される可能性が高いでしょう。

 

 

原動機の出力・・・なし

長屋の場合は原動機使用の可能性はないでしょうが、兼用住宅の場合は十分に注意が必要です。

原動機の出力数によって用途違反となった平成20年の問題を一度見ておき、解答をイメージしていくと効果があると思います。

 

 

必須解答項目

建ぺい率

これは、毎年出題されておりますので、対策は必須です。

庇等の不算入を見落とさないように、正確に計算できれば得点源です。

 

 

高さ制限(道路斜線のみ)

「高さ制限」に関して、平成27年度までは「法第55条(絶対高さ10m)、法第56条第1項各号(道路斜線、隣地斜線、北側斜線)」の4点セットの出題形式でした。

この4点セットも平成28年度から出題形式が崩れ、「道路斜線」は出題マストですが、「絶対高さ」の出題が無くなり「北側斜線」が33%の出題確率で、「隣地斜線」は出題が無くなりました。

もともと、平成27年度の試験までは前述した4点セットに対する回答の記述量がとても多く、回答に費やした時間に対する得点が低いことから、いわゆる「捨て問」として推奨しておりました

平成28年度から出題傾向が変わり、回答の記述量が減ったことは事実ですが、道路斜線制限の記述量って、どうしても多くなってしまう問題なんですよね。

ですので、今後も時間に余裕があるときに回答にトライするような戦術が必要になってきます。

ちなみに、ALUの大胆予測では、長屋の出題を想定していることから、出題枠の一つに界壁が予想されるため、高さ制限については、シンプルに「道路斜線」だけとしています。

 

 

軸組み計算

これも、毎年出題されています。

特に、平面図での拾い間違いだけは避けるようにしたいので、少し時間がかかってもいいので、確実に数えるようにしましょう。例年だと、軸組NGの指摘の問題が多い印象です。

 

 

界壁の構造

長屋が出題された場合の対策は必要そうです。平成27年及び平成25年の過去問題は一度みておきましょう

 

 

用途制限

兼用住宅が出題された場合の対策が必要です。特に原動機の出力ワット数のオーバーの出題の可能性があります。

平成20年度に出力数がオーバーしております。

ちなみに、今年の大胆予測では「長屋」の出題を想定しています。

 

居室の採光

平成29年度のように「専用住宅が出題された場合に、出題の可能性があります。過去には平成23年と21年に出題されております。

といいつつも、出題の可能性はとても低いです。

 

 

換気量計算

今のところ毎年出題されていますので、今年も出題が濃厚です。

シックハウスの法律ができてから、比較的年数が浅いため、出題が続いてるものと思われます。

 

 

特に対策すべき過去問・・・

長屋対策:平成25年(界壁NGのパターン)及び平成27年(界壁OKのパターン)の長屋の界壁

兼用住宅対策:平成30年、26年、20年の兼用住宅(用途NGのパターン)

 

 

最後に

おまけで、指摘項目についても、アルゴリズム解析した結果をお知らせします。

・軸組計算NG

・換気NG

 

毎年、必ず1~3項目はNGとなります。最近は2項目NGが4年間続いております。

 

 

以上、みなさまの学習の参考となれば幸いです。

 

 

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