『手引き』記載の解答例とおり覚える学習方法は、実は効率が悪い?/考査B

150日で合格する方法

『検定まで時間がない!考査Bの記述も時間が足りない!』とアセアセしている向けの記事です。

時間が惜しい方が多いと思いますので、要点だけお伝えします。

 

受験者のほとんどの人が、一般財団法人建築行政情報センターが発行している『建築基準適合判定資格者の手引き』を参考に勉強をしているかと思われます。本検定における唯一の参考書と言えるでしょう。あとは国交省HPで過去問を10年間分を公表している程度で、この他にERIアカデミーの資格学校があります。

 

この『手引き』について、考査Bの解答例が記載されているので、とても参考になることは疑いようのない事実です。

ただ、勉強している方なら気付いている人も多いかと思いますが、「なんか解答例って長くない?もっと簡略化して解答してもいいんじゃない?」と感じている人がいるかと思います。

 

そう。そこなんです。

 

効率的に学習(又は回答)をするためには、『手引き』の解答例を参考に(あくまで参考に!)、合理的な回答を自分なりにモノにする必要があります。

 

『手引き』について、一般財団法人建築行政情報センターの書籍販売のホームページによると、確認検査など建築主事等に係る業務のベテラン実務担当者等による執筆・編集と記載してあります。

 

なので、この『手引き』で言う“模範解答”は、受験予定者に向けて“解説色を強くした漏れのない解答例”ということになります。

(あと、国交省が解答例を示さないため、解答モレがあってはいけないという保険の意味も込めて、必要以上に解説を記載していると思われます。)

 

試験で問われているのは、「(要約)計画について、適合、不適合を判定し、その理由を明確に記入してください。」ですので、何も出題者に“解説色を強くする”必要が全くないわけですね。

 

ということで、自分なりに合理的な記述ができれば支障ないので、『手引き』を完璧にコピペ(再現)するような必要はありません。というか、時間をロスしている可能性があるので、そのままコピペすることはお勧めしません。

 

『で、具体的にどう簡略化できるの?』については、ご自身でお考えください。考えるだけでも、効果はあると思います。

 

 

GiVerS RYO

Copyright© 法規塾 , 2024 All Rights Reserved.