勉強法について(考察)

ご無沙汰しております。気が付けば年も明けて、年度末ですね。すこし更新をサボってしまいました・・・。

平成30年度の試験まであと5ヶ月程度となりましたが、考査Aの対策を始めている方が多いかと思います。
平成29年度の試験結果や感想について、様々な方から貴重な情報が多く寄せられました。みなさん、ありがとうございました。おそらく日本で1番情報を開示しているサイトとなっていると思います。

さて、今回は、来年度の受験を考えられているみなさんご自身の実力に見合った勉強法の提案を行いたいと思います。
最初は3つくらいに分類できるかなと思ったのですが、考え始めるとどんどん細分化できそうでしたので、とりあえず4つに分類しております。分類の仕方も含めて今後ブラッシュアップしていく前提で提案いたします。

以下の4つのコースを提案するにあたり、合格要素の多くを占める「意匠審査の経験の有無」に着目しております。
ただし、考査B計画2の点数ウエイトが無視できないため、「住宅等の4号物件のみを審査している方や、「構造審査」及び「設備審査」のみを担当している方は考察から除外しております。
(実際には考査B計画3は構造審査のため、構造審査経験者の方にとっては得点源となる可能性があります。)

また、記憶の保持率や家庭環境など、様々な要素により個人差があると思いますので、あくまで参考目安としてご覧ください。
さらに、試験全般に自信がない方や、勉強時間に余裕がある方は、目安のコースを一つ下に落とし、余裕を持って本番を迎えることをお勧めします。

注意点として、以下のコースは、あくまで本サイトの趣旨である「戦略的かつ効率的に合格点を取ること」に取り組んだ場合の目安です。
試験で100点を目指す勉強時間などの目安を知りたい場合は、まったく参考になりませんので、あしからず。

以下、コース分類
ポイントは、「意匠審査の経験がどの程度か。」、「1級建築士の学科(Ⅲ法規)の感覚がどの程度残っているか。」、「ブランクはどの程度か。」となります。

○実力者コース

・1級建築士の学科(Ⅲ法規)を受験したのが3年以内程度で、現役の審査担当の方
・1級建築士の学科(Ⅲ法規)を受験したのが3年以内程度で、審査担当から離れて1、2年以内程度の方(←私のケース)

勉強期間目安:2~3ヶ月

(考査A対策過去5ヵ年分&法令集線引き(1周))→(考査A過去問を2、3周&考査B計画対策過去問3ヵ年分)→(考査Bの記述をすらすら書けるレベル)

コメント:考査Aは建築士の試験とほぼ同レベルのため、取り組みやすいはずです。また、出題範囲は多少異なりますが、影響としては2、3問程度です。
考査Bについては、出題問題は数値も含めてある程度単純化されておりますので、解答例に習っていかに早く正確にかけるようになるかでだけの心配で問題ありません。
考査B計画3の構造は、まったくの初学者でも、過去問の解答を2、3回真似して書けば、とても簡単だということに気づきます。
理解できないところがあっても、あくまで試験だと割り切って取り組むことが肝心です。

○準実力者コース

・1級建築士の学科(Ⅲ法規)を受験したのが3年以内程度で、審査経験はないものの、日頃から意匠に関する条項に触れる機会の多い方
・1級建築士の学科(Ⅲ法規)を受験してから5年以上経過しており、法令集の引き方があまり記憶に残っていない方で、審査経験が通算して3、4年程度以上あり、かつ、審査担当から離れて3年以内程度の方
(経験値が高い分、法規検索の感を取り戻しやすく、考査Aの対策をすれば十分に合格できるレベル。)

勉強期間目安:3~4ヶ月

(考査A対策過去5ヵ年分&法令集線引き(1周))→(考査A過去問を最低でも3周&考査B計画1・2対策過去問5ヵ年分)→(考査B計画3構造審査対策)→(考査Bの記述をすらすら書けるレベル)

コメント:「実力者コース」とほとんど同じですが、本サイトでは考査Aを満点近く取得することが合格点をたたき出す手法であるとしていることから、考査Aについて手厚く勉強をしておく必要があります。
審査や1級の学科Ⅲ法規の感を取り戻すために、「実力者コース」よりも期間を多くとっております。

○ブランクコース

・1級建築士の学科(Ⅲ法規)を受験してから5年以上経過しており、法令集の引き方があまり記憶に残っていない方で、審査経験及び担当していた時期から5年程度経過している方

勉強期間目安:4~7ヶ月

(考査A対策過去8ヵ年分&法令集線引き(1周))→(考査A過去問を最低でも3周&考査B計画1・2対策過去問5ヵ年分)→(考査B計画3対策)→(考査Bの記述をすらすら書けるレベル)

コメント:とにかく感を取り戻す期間が必要です。特に勉強し始めの時期に、多くの勉強時間をつぎ込むことで、一気に感を取り戻すことが大事になってきます。
悠長に8月下旬に向けて平均的な勉強計画を立てると、ずるずると合格点に達成しないレベルのままになる可能性が高いです。
やること自体は、「準実力者コース」と同じです。考査Aについては満点を目指したいため、過去問は5ヵ年より遡って8ヵ年分やれるといいでしょう。

○初学者コース

・行政の方で、1級建築士を取得したのが相当前で、意匠審査に関する経験が皆無の方

勉強期間目安:7~10ヶ月

(考査A対策過去8ヵ年分&法令集線引き(1周))→(考査A過去問を最低でも3周&考査B計画1・2対策過去問5ヵ年分)→(考査B計画3対策)→(考査Bの記述をすらすら書けるレベル)

コメント:まっさらな状態ですが、本サイトの情報を駆使すれば、半年くらの期間で合格が可能です。まだ間に合います!

考査Bについては、ある程度の「やま」をはって、対策をする必要があります。

 

最後に、

いずれのコースも合格点である66、67点より少し多く得点するために最低限必要と思われる期間です。

以前にも掲載しておりますが、合格の得点イメージは、以下のとおりです。

①考査Aは17問中15問以上は正答を確保(30点)
②考査Bの計画1及び計画2の「高さ」、「新出問題」、「苦手な単体規定」は捨て問としつつも正答率を6割程度確保
③考査Bの計画3は過去問のとおり出題される前提として、少なくとも6割以上の正答率を確保
※②③考査Bの配点は66点なので正答率6割達成で40点
合計70点>66点

理想の得点イメージは、以下のとおりです。捨て問以外全てを正答できた場合ですね。

①考査A満点 (34点)
②考査B計画1は満点、計画2は捨て問つくりつつも7割確保
③考査B計画3は過去問とおりで満点
合計80点以上

本サイトの勉強法や点数の取得方法をよく読んでいただければ、効率よく合格点にたどり着くと信じております。

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