『建築基準法』に関して、次の5つすべての選択肢について、その正誤を判定せよ。

 

1.石綿が添加された建築材料が使用されていることにより建築基準法第3条第2項の規定の適用を受けている倉庫について、基準時における延べ面積が1200㎡のものを増築して延べ面積1500㎡とする場合、増築に係る部分以外の部分においては、石綿が添加された建築材料を被覆すること等の措置が必要となる。

正しい

法86条の7、令第137条の4の3第一号 増築部が基準時の面積の1/2を超えている場合に既存部分にも遡及される。

補足:本問は、300㎡の増築のため、基準時の床面積である1,200㎡の1/2である600㎡を超えないため、新築部分のみ現行法が適用され、既存部分への遡及は発生しない。

(令和元年度一級建築士学科Ⅲより)

講師コメント:法遡及に関しての良問ですね。

 

2.災害があった場合において建築する公益上必要な応急仮設建築物である学校の教室には、採光のための窓その他の開口部を設けなくてもよい。

誤り

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講師コメント:行政庁で許可担当の方でも法文をひかないと判断できない問題です。あ、私でも引きますよ。もちろん。

 

3.特定行政庁は、イベント期間を2年と限定した仮設興行場について、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認める場合においては、2年間の期間を定めてその建築の許可をすることができる。

誤り

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講師コメント:「公益上やむを得ない」が付け加われば、法改正で法第85条第6項により2年でも許可は可能です。

 

4.建築主は、建築物の用途の変更に係る確認済証の交付を指定確認検査機関から受けた場合において、工事が完了したときは、建築主事に届け出なければならない。

正しい

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5.建築工事等において工事現場の境界線からの水平距離が5m以内で、かつ、地盤面からの高さが2m以上の場所からくず、ごみその他飛散するおそれのある物を投下する場合においては、ダストシュートを用いる等当該くず、ごみ等が工事現場の周辺に飛散することを防止するための措置を講じなければならない。

誤り

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