これから紹介するテクニックは、控えめに言って破壊力があります。もちろん、このテクニックを使わなくても合格はできます。
あくまで記述に要する時間を短縮できる速効性のあるテクニックという位置づけです。使用するかの判断は各自でお願いします。
で、どんなテクニック?
結論から言うと「異体字」を使用すること、です。
「異体字(いたいじ)?」と思われるかもしれません。(※説明は後述します。)
また、使用する箇所は、解答欄「根拠規定」の記載欄にある「法第◯条第◯項第◯号」の部分です。
しかも、たった一文字「第」の部分です。
これを聞いたら「え?たった一文字だけ?・・・って、そんなんで記述時間が1/3になるの?」と思われるかもしれませんね・・・。
まぁ、正直なところ、正確に言うと「4分程度の時間短縮」の効果が得られるテクニックですね。
それでは、使い方と効果を説明しましょう。
具体的な使い方?
とても簡単です。
「第」を、異体字である「㐧」に置き換えるだけです。
その効果は? 1/3? 4分短縮?
効果は「4分程度の時間短縮」という話をしましたね。この4分を大きいとみるか、気にならない程度と捉えるかは人次第ですね。
ただし、考査Bの学習をある程度進められている方であれば、記述時間に苦しめられている人は一定数いるはず。考査Bは時間との闘いですからね。
ここでは4分の時間短縮の根拠となる考察を説明します。ここは正直読み飛ばしてもいい部分なので、箇条書きにします。
「画数」のカット効果は63%
・記述式の試験である考査Bは、受験者の多くがICBAが発行している「手引き」の解答例を模倣している。
・平成30年度検定の解答例における「第」の記載数は、「考査A 46個」「考査B 80個」「合計126個」
・「第」の画数は11画。
・平成30年度検定の解答例における「第」の総画数は、126個×11画=1,386画。
・一方、異体字である「㐧」の画数は4画。総画数は、126個×4画=504画。
・総画数の比較をすると、「第」を書いた場合と比較して「㐧」を用いた場合は、63%カットできます。
「記述時間」の短縮効果は6分から2分に
・実際に「第」を10個連続記載に要する時間は25〜30秒程度かかります。(※当然、個人差が出ます。以下、同様。)
・平成30年度の解答例通りに「第」を126個全て書くと、315〜378秒≒5,6分程度かかります。
・一方、「㐧」を10個連続記載に要する時間は10秒程度です。
・これを126個書くと、126秒≒2分程度となりますね。
・以上により、6分かかる時間を2分に短縮できる計算になります。
「第」の記載だけで5,6分かかるので、これに「法」とか「号」とか「数字」とか記載してたら、根拠規定を書くだけで結構な時間を使ってますよね・・・。可能な限り省きたいですね。
それって減点とか、無効になったりしないの?
一般的に「㐧」は「第」の異体字なので、固有名詞ではない限り、誤りではないとされています。
ちょっとわかりにくい表現ですね・・・。
「異体字」はググればたくさん例が出てきます。
例えば、「一」と「壱」、「﨑」と「崎」、「斎」と「齋」とかですね。(※環境依存文字を使用していますので、お使いの端末によっては正しく表記されない可能性があります。)
制限時間のある試験で、わざわざ画数の多い字を使用することはないですね。
異体字とは
同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のこと。
ということで、胸を張って使用できます。
再現性があるって本当?事例紹介
これで異体字の使用が否定される可能性が低いことがわかりました。
とはいえ、本当に大丈夫なの?と思うのが人の性というものですね。
実際にこのテクニックを使用した合格者の事例を2つ挙げておきます。
証明が完璧に出来るわけではありませんので、ご自身がこのテクニックを使用されるかの判断の参考としてください。
テクニックを使用して合格した事例
- Fのキリンジさん・・・私の元職場の後輩です。モルモットになってもらいました。無事に一発合格しています。
- 赤いメガネさん・・・詳細は下記コメント欄をご覧ください。