この記事のまとめ
試験本番は選択肢1つにかけられる時間は60秒だけど、見直し時間とかを考慮して普段の学習では50秒くらいでトライしてみて。でも、学習初期頃の時間制限は、かえってモチベーションが下がるから、慣れてきたときに時間制限つけてみて。
事実ベース:1つの選択肢の解答時間は60秒
考査Aの解答時間は85分です。
試験時間は10時から11時25分ですからね。
考査Aの問題数は、全部で17問出題され、5肢択一となっていますので、全部で85肢の正誤判断※をする必要があります。
※高さなどの計算問題も出題される年があるため、一概には言い切れないところはあります。
ということは、選択肢1つの判断にかけられる時間は、1分、つまり60秒ということになります。
これは事実なので、ここまでは疑問を抱く余地はありませんね。
この60秒について、学習する際の気持ちの問題について述べます。
60秒の落とし穴
経験則として、私も受験勉強をしていた頃は60秒の時間制限をつけて、1問1答形式で学習をしていましたが、これには少し落とし穴がありました。
それは「見直し時間の確保」が含まれていなかったことです。
バッファというモノですね。
学習する上で、目安として60秒という時間制限はありですが、やはりそれだと試験本番の緊張感などを考慮すると、もう少し短い時間間隔でトレーニングした方が良さそうな気がします。
どうでしょうか?
少なくとも制限時間をもって過去問を解くことに異論はないかと思いますが、あとは50秒なのか60秒なのか、といった話です。
学習し初めに制限時間は逆効果じゃない?説
考査Aの過去問を学習し始めたころは、とても60秒以内に、法令根拠をしっかり確認した上での回答は困難を極めます。
事実、私も選択肢1つに5分程度かかることもしばしばありました。
特に、構造の問題と、関係法令である新バリフリ法、消防法は、時間がかかりました。
同じ問題を2,3回程度解けば、自然とその問題文の誤り箇所や、法第何条に記載されているかの判断が格段に速くなります。
こうしたタイミングで時間制限を設けたトレーニングを行うと効果的かと思います。
初期の段階で時間制限をつけて取り組むと、「60秒短け~」と挫折してしまいかねませんので。
以上、学習の参考となれば幸いです。