そもそも何点取れば合格?点数の取り方は?※ January 17, 2017 再掲

この記事は、前身ブログ「@建築主事試験 独学宣言!」に投稿した記事の一部を修正したものです。

そもそも何点取れば合格?点数の取り方は?
初受験者を想定して紹介します。文末に「まとめ」がありますので、受験経験者は再確認程度となりますので、飛ばして読んでもらってOKです。

建築基準適合判定資格者検定は、100点満点の試験で、2/3以上の点数で合格することができます。
つまり67点(H28年度は66点)をとれば合格となります。

試験は、考査Aと考査Bに大別され、午前中に考査A、午後に考査Bといった形で試験が行われます。
配点は考査Aが34点、考査Bが66点となっております。ここまでは国土交通省のHPでも確認ができます。

具体的な配点について
考査Aは5択式の問題が17問出題されます。よって1題2点という配点になります。
考査Bは計画Ⅰから計画Ⅲの大問3つで構成され、問題数もそれぞれことなるため、配点比率も異なると予測されます。
毎年出題数は1,2題の変動がありますが、おおむね以下の通りの問題数です、
計画Ⅰは5題、計画Ⅱは10題、計画Ⅲは6題。合計21題。66点の配点なので、仮に1題の配点ウエイトが平等だとした場合、1題の配点は3点が大半で、4点の配点問題が3題程度となります。

ここで合格者の点数の取り方についてアドバイスをさせていただきます。
・考査Aは満点を狙う。34点/34点
・考査Bは捨て問をつくったうえで、6割以上の正答率を目指す。40点/66点
・考査A34点+考査B40点=74点>67点(66点)
この方法を用いれば、確実に合格点は確保できます。この試験は、1級建築士試験と違い、あしきりや合格点が変動することがありません。

「何を捨て問とするか」については、今後、解説する中で詳しく説明したいと思いますが、先にお教えすると、考査Bの計画Ⅱ「道路斜線」、「隣地斜線」あたりになります。理由は、記載量(時間)に対して、難易度が高く、配点も他と変わらないため、後回しにしたほうが圧倒的に合格に結びつきやすいからです。100点を目指すなら対策は必要ですが、あくまで試験と割り切って捨ててしまう覚悟をもつことをお勧めします。

まとめ
・100点中、67点取以上れば合格(H28年度は66点以上で合格)
・内訳は、考査Aが34点、考査Bは66点
・考査Aは17題の出題数で配点は1題2点
・考査Bは21題程度の出題数で配点は1題3点程度
・合格者は考査Aで満点(34点)を狙い、考査Bで6割以上(40点)をとりにいく(合計74点>67点)
・考査Bは「高さ」などの捨て問題をつくり、確実に合格点を超える

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